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このパートからRailsでWebアプリケーションを作成していきます(Rails6の環境がある前提で解説します)。
今回の目標は「ローカルサーバーを立ち上げて、Railsのデフォルトページを表示する」ことです。
ゴールまでの手順は次のとおりです。
それでは、実際にWebアプリケーションの作成を行いましょう。
新規Railsアプリケーションを作成する前に、ローカルにインストールされたRailsのバージョンを確認します。
ターミナル上で、次のコマンドを入力してください。
console Copied!gem search ^rails$ -l
コマンドを実行すると、次のような結果が表示されます。
console Copied!gem search ^rails$ -l
*** LOCAL GEMS ***
rails (6.0.3.4)
「Rails6.0.3.4」がインストールされていることがわかります。
表示されたバージョンを使って、Railsアプリケーションを作成します。
RailsでWebアプリケーションを新規作成します。
Webアプリケーションの新規作成では、rails newコマンドを入力します。
rails new
コマンドでは命令文の最後に作成するアプリケーション名を指定します。
【例】
console Copied!rails new 作成するアプリケーション名
今回はRails6.0.3.4を使って「kanban」という名前のアプリケーションを作成します。
次のコマンドを入力します。
console Copied!rails _6.0.3.4_ new kanban
命令文のrails
とnew
の間にRailsのバージョンを入力すると、Railsのバージョンを指定できます(ここではローカルにある6.0.3.4を指定)。
rails new
コマンドで「kanban」というディレクトリ(フォルダ)が作成されました。
cdコマンドを使って、新たに作成した「kanban」ディレクトリに移動します。
ちなみに「cd」は、change directory(ディレクトリを移動する)の略です。
ディレクトリ移動を行う命令文は、次の表現になります。
【例】
console Copied!cd 移動したいディレクトリ名
今回は「kanban」ディレクトリに移動するため、次のコマンドを入力します。
console Copied!cd kanban
コマンドを実行すると、「kanban」ディレクトリに移動します。
ローカルサーバーを立ち上げるには、次のコマンドを入力します。
console Copied!rails server
コマンドを実行するとサーバーが起動します(rails s
と省略することも可能)。
うまくサーバーが起動すると、ターミナルで次のように表示されます。
console Copied!rails server
=> Booting Puma
=> Rails 6.0.3.2 application starting in development
=> Run `rails server --help` for more startup options
Puma starting in single mode...
* Version 4.3.5 (ruby 2.7.1-p83), codename: Mysterious Traveller
* Min threads: 5, max threads: 5
* Environment: development
* Listening on tcp://127.0.0.1:3000
* Listening on tcp://[::1]:3000
Use Ctrl-C to stop
ローカルサーバーを起動したら、ブラウザで「http://localhost:3000/ 」にアクセスします。
注意) Cloud9の方はこちらのページを参考にデフォルトのRailsページを表示させてください。
次の画像のようにRailsのデフォルトページが表示されていれば、うまく動作しています。
以上で今回のパートは終了です。
お疲れさまでした。