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本講座はPythonの最新版を想定していません。
したがって、本家サイトで確認して新しめのPythonをダウンロードして、インストールしてください。
本家サイトは、
です。
サイトにアクセスすると執筆時点ではこのような感じです。
ダウンロードページへのリンクに赤い枠を付けておきました。
Downloadにカーソルを合わせると、Windowsのメニューが見えるようになります。
それをクリックすると、一覧が表示されます。
その中で、新しめのものをインストールしてください。
私はいつも最新よりも1つ前のバージョンをインストールしています。
理由は特にないのですが、新しすぎても他のものがついてこれないので、1つ前にしています。
Windowsもパッケージ管理ソフトがありますがまだこれといった感じではないようですので、旧来のインストールを推奨しています。
Download Windows x86-64 executable installer
というリンクをクリックしてダウンロードしてください。
ダウンロードが終わったら、ダブルクリックでインストールを開始します。
さて、実際のインストールの注意点を上げていきます。
はじめにインストールする際、Pythonがどこにインストールされるか注意してください。
デフォルトではWindowsの奥深くにインストールされてしまいますので、これをわかりやすい場所に変更しましょう。
赤い枠で囲われた「Customize installation」(カスタムインストール)をクリックしてください。
次の画面に移りますが、この画面では操作はありません。
右下の「Next」をクリックしてください。
「Advanced Option」では少し操作が必要です。
大変重要な設定が2つあります。
1つ目は、「Add Python to environment variables」にチェックを入れてください
これは、Windowsの環境変数にこれからインストールするPythonのパスを通す設定です。
パスとは、Pythonを探す場所の設定です。
もし、パスのことがよくわからないのであれば後述しておきますのでそちらを参考にしてください。
まずは、Pythonをインストールするときにチェックを入れなければならない、ということが重要です。
次に、もう1つ指定しておきたい部分があります。
それは、インストールする場所についてです。
項目としては一番下の箱の中に書かれている部分です。
以下の画像のようにしましょう。
Cドライブのすぐ下にPythonのフォルダーを作って、インストールするようにします。
深い階層にインストールされると、色々面倒ですのでアクセスしやすい場所にインストールしておきます。
最後に「Install」をクリックしてインストールしてください。
これで、インストールは完了です。
まずはじめに、プログラム(今回はPython)の実行について説明します。
プログラムを実行するときは、まずはじめにそのプログラムを探すところから始めます。
Djangoの開発ではコマンドラインからコマンドを実行します。もちろん、Pythonを実行します。
そして、Pythonが実行するプログラムをDjangoの力を借りて記述するのが、Djangoでの開発ということになります。
コマンドラインで実行されるプログラムは、たいていコマンドと同じ名前がついています。
Pythonを実行するときは、python
のように実行します。
その、python
というプログラムを探すのが最初の動作です。
そして、一番最初に発見したプログラムを実行します。
この「一番最初に発見した」というのがミソになります。
では、このプログラム、どこを探すのか、という話になります。
下手をすれば数百万もあるようなファイルから1つだけを探すことになります。
しかし、すべてのファイルをひとつづつ探すようなことはしません。
環境変数といういつもは見えないところに設定があります。
設定はいくつかあるのですが、その中の「PATH」(パス)という変数に「どのディレクトリ(フォルダー)を探すのか」が設定されています。
つまり、pythonのようなプログラムを一箇所に集めて、そこのディレクトリを探索することでプログラムを探す時間を短縮しています。
そして、このPATHには、複数のディレクトリーを設定できます。
ですので、PATHに設定された一番最初のディレクトリ、2番目のディレクトリ、のように順番に探していくのです。
そして、一番最初に見つかったプログラムを実行します。
たとえば、pythonが複数インストールされていても、PATHに設定された一番最初のディレクトリにpythonが見つかればそれを実行します。
このように、プログラムを探す場所の設定をPATH(パス)といいます。
WSLとは、ざっくりいうとWindowsの中でLinuxが動くシステムです。
もちろん、こちらを使用しても問題ありません。
しかし、この講座ではWSLをサポートしておりません。
あらかじめご了承ください。
このパート以降、コマンドはMac用のコマンドを記載しています。
Windowsを使っている方は、以下のようにコマンドを読み替えて実行して下さい。
操作 | Mac(教材内),Linux | vscodeのターミナル,PowerShell |
---|---|---|
ファイルを作成 | touch |
code |
つまり、講座内ではMacを使っていますので以下のようなコマンドを実行します。
bash1 Copied!touch test
上記のように部分が、Windowsでは、
shell1 Copied!code test
となる、ということです。
さらにややこしいのですが、Windowsではターミナルが2つあります。
1つはcmd.exe
といいます。昔からあるのですが、こちらは使用しません。
PowerShellと呼ばれるターミナルを使用しますので十分注意してください。
このようなアイコンをしています。
コマンドの実行ではなく、GUIの操作でファイルを作成していただいてもかまいません。
つまり、「右クリック」から「作成」という手順でOKです。
「テキストドキュメント」を選択してから、講座内で指定しているファイル名をつけてください。
ただし、作成するフォルダーには十分に気をつけてください。
どちらでもやりやすい方で実行してください。
bash1 Copied!$ touch recipe/templates/recipe/recipe_list.html
shell1 Copied!$ code recipe/templates/recipe/recipe_list.html