
学習時間 | 20時間 |
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難易度 | 中級 |
質問投稿 | 可 |
【Rails × Vue.js】 カレンダーアプリを開発しながら、SPA開発を学ぼう
RailsとVue.jsを組み合わせてカレンダーアプリを作ってみよう!バックエンドのRails API構築からフロントエンドのVue.jsまでウェブアプリケーション開発を一貫して学びます。開発を進めながら、Vue.jsの基本やVuexを用いた状態管理、コンポーネント分離など実践的な内容まで解説します
RailsとVue.jsでSPA開発を学ぶ
本教材ではSPA(Single Page Application)と呼ばれるWebアプリケーション設計での開発を、Ruby言語で動作するWebアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsと、JavaScript言語で動作するUI(ユーザーインターフェース)を構築するためのフレームワークであるVue.jsを用いて解説します。
SPAとは名前にあるように1つのWebページで構成されるアプリケーションのことで、より高度な表現を実装することができることから、多くの企業で導入されています。
SPAは大きく2つのフレームワークで構成されます。
1つ目はサーバーサイドフレームワークであり、処理の要求(リクエスト)に対して処理を行った結果(レスポンス)を返すAPI(Application Programming Interface)を提供します。
Ruby on RailsはWebアプリケーション開発において広く用いられているフレームワークですが、本教材ではAPIを提供するだけのために使用します。
2つ目はフロントエンドフレームワークであり、HTML・CSS・JavaScriptを使用してページの見た目(UI)を構築します。
SPA開発のための主なフロントエンドフレームワークとしてAngular、React、Vue.jsなどがあります。それぞれ特徴が異なりますが、本教材ではVue.jsを使ったSPA開発を解説します。
なお、Vue.jsを使ったことがない方でも理解していただけるように、基本的な書き方から解説していきます。
更に、より実践的な内容としてVuexを用いた状態管理やコンポーネントの分離についても解説します。
学習内容
- Ruby on Railsを用いたAPI開発の流れ
- Vue.jsを用いたフロントエンド開発の流れ
- Ruby on RailsとVue.jsを組み合わせたSPA開発のやり方
- Vue.jsの状態管理ライブラリであるVuexの使い方
- Vue.jsのUIライブラリであるVuetifyの使い方
- コンポーネントの分離
- Vue.jsの基本的な書き方
作成物のイメージ
本教材の対象者
- Railsでサンプルアプリケーションを2、3個作ったことがある方
- Vue.jsに初めて触れる方
受講における必要条件
- HTMLの基礎知識(
<div>
,<ul>
,<button>
などのタグの使い方を理解している) - Rubyの初歩的な知識(変数、配列、ハッシュ、if文、メソッド・クラスの概念を理解している)
- Ruby on Railsの初歩的な知識(モデルからデータを取得して画面に表示する程度のアプリケーションを作ったことがある)
- JavaScriptの初歩的な知識(変数、配列、オブジェクト、if文、関数の書き方を理解している)
学ばないこと
- CSSによるスタイリング
- ユーザ登録機能
- デプロイ方法
本教材の対応バージョン
- ruby 2.7.1
- Rails 6.0.3.2
- Vue 2.6.11
- vue-cli 4.5.3
本教材で質問対応可能なOSや環境
- macOS
カリキュラム
- 2-1 Vue.jsプロジェクトを作成する
- 2-2 トップページを編集してみよう
- 2-3 Vue.jsの基本的な書き方
- 2-4 コードフォーマッターを導入する