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このパートでは開発を進める上で必要な環境構築手順について解説します。
※)このパートはPCがWindowsの方を対象としています。
※)既に独自の開発環境が整っている方はこちらのパートを読み飛ばして構いません。
今回は、Anacondaを使ってPythonの開発環境を準備します。
Anacondaのダウンロードページへ移動します。
Anacondaダウンロードページ
画面下の方にいくと「Download」ボタンがあるので、Windowsをクリック⇒Downloadボタンを押してインストーラーをダウンロードします。
Anaconda3-yyyy.mm-Windows-x86_64.exeをダブルクリックしてAnacondaをインストールしていきます。
基本的にはデフォルトのまま「次へ」を押していけばOKですが、以下の「Advanced option]は両方にチェックした状態でインストールしておきましょう。
Anacondaのインストールが完了したら、正しくAnaccondaがインストールされているか確認します。
Windows10PCの画面左下のWindowsマークをクリック後に「Anaconda3(64-bit) →Anaconda Prompt」をクリックします。
Anacconda Promptの黒い画面が表示されたら、「idle」と打ち込みEnterキーを押します。
以下のような画面が表示されればOKです。
Djagnoアプリケーションを開発するための仮想環境を構築していきます。
まずはプロジェクトを構築するフォルダに移動して、以下のコマンドを打ってください。今回は"myenv"という名前の仮想環境を作成することにします。
python1 Copied!$ python -m venv myenv
同フォルダにmyenvというフォルダが作成されます。
このmyenvフォルダが仮想環境で、これから開発のためにインストールするパッケージが保管されます。
仮想環境を利用するためには、仮想環境を有効化(Activate)する必要がありますので、以下のコマンドを実行して仮想環境を有効化しましょう。
python1 Copied!.\myenv\Scripts\activate
仮想環境が有効化されると、以下の通り先頭に(仮想環境名)が表示されます。
python1 Copied!(myenv) C:\Django\techpit>
この教材では、Djangoに加えいくつか必要なモジュールがありますので、ここで一通りのモジュールをインストールしておきましょう。
先ほど仮想環境を有効化したコマンドプロンプト画面でpipコマンドを使ってモジュールをインストールしましょう。
Copied!$ pip install django
$ pip install django-bootstrap4
$ pip install django-upload-validator
$ pip install pdfminer.six
$ pip install django-widgets-improved
さて、次にDjangoプロジェクトを作りましょう。任意のディレクトリ上で次のコマンドでtutorialプロジェクトを作成します。
bash1 Copied!$ django-admin startproject tutorial
この時点でディレクトリ構造は次のようになっています。
Copied!../tutorial
├── manage.py
└── tutorial
├── __init__.py
├── settings.py
├── urls.py
└── wsgi.py
つづいてsettings.pyファイルを開いて、言語とタイムゾーンの設定を以下の通り変更しておきます。
Copied!LANGUAGE_CODE = 'ja'
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
設定を保存したら、以下のコマンドを実行後にブラウザでhttp://127.0.0.1:8000
にアクセスしましょう。
Copied!$cd tutorial
$python manage.py runserver
以下の通り、DjangoのデフォルトのTOPページが表示されればOKです。
以上で今回のパートは終了です。
お疲れ様でした。