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間違いや改善の指摘

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0-2

Laravelの環境構築

Webアプリケーションを開発するための環境を構築します。

もしすでにお手元のPCにLaravelの環境があれば、このパートは読み飛ばしても大丈夫です。

Laravelは様々な環境構築の方法があります。

  • Laravel Valet・・Mac向けの簡易環境構築ツール
  • Laravel Homestead・・Vagrant環境でLaravel環境を構築できるツール
  • Laradock・・Docker環境でLaravel環境を構築できるDockerイメージ
  • XAMPP・・Webサーバー/MariaDB(Mysql)+PHPを一括インストールするツール(Win版)
  • MAMP・・Webサーバー/MariaDB(Mysql)+PHPを一括インストールするツール(Mac版)

Laravelの特徴はPHPで作成されていることで、

ブログなどで有名なWordpressと同じように、

  • エックスサーバー
  • ロリポップ
  • さくらインターネット

などのレンタルサーバーでも利用できるのが大きな特徴です。

Copied!
*Laravelをレンタルサーバーで利用するには下記の条件が必要になります。 - Gitが利用できること - composerが利用できること - SSHが利用できること - PHP7.2以上であること (Laravel6の場合) エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネットはインストールできるようですが、 他の環境にインストール予定の場合は、『laravel レンタルサーバー名』などで調べてみてください。

今回は、レンタルサーバーと使用感が似ているXAMPP/MAMPをインストールしていきます。

LaravelとPHPのバージョン情報

Laravelは約半年毎にマイナーアップデートが行われ、
約2年毎に安定版(LTS)がリリースされます。

  • 安定版は2年の修正期間、3年のセキュリティ期間
  • それ以外の一般バージョンは半年の修正期間、1年のセキュリティ期間があります。

この教材では6をインストールしていきます。

バージョン リリース日 PHPバージョン バグ修正 セキュリティー修正|
5.0 2015/2/4 5.4以上 - -
5.1(LTS) 2015/6/9 5.5.9以上 2017/6 2018/6
5.2 2015/12/21 5.5.9以上 2016/6 2016/12
5.3 2016/8/23 5.6.4以上 2017/2 2017/8
5.4 2017/1/24 5.6.4以上 2017/7 2018/1
5.5(LTS) 2017/8/30 7.0以上 2019/8 2020/8
5.6 2018/2/7 7.1.3以上 2018/8 2019/2
5.7 2018/9/4 7.1.3以上 2019/2/4 2019/9/4
5.8 2019/2/26 7.1.3以上 2019/8/26 2020/2/26
6(LTS) 2019/9/3 7.2以上 2021/9/3 2022/9/3
7 2020/3/3 7.2.5以上 2020/9/3 2021/9/3

MAMPのインストール

今回はmac向けソフトである、MAMPをインストールする方法を記載します。

Windowsの場合は下記URLを参考に、XAMPPをインストールしてください。

XAMPPのインストール

MAMPの公式サイトにアクセスします。

https://www.mamp.info/en/

Free Downloadをクリックします。

image

macアイコンの下「MAMP & MAMP PRO 5.3」をクリックするとダウンロードが開始されます。

image

ダウンロードしたファイルをクリックします。

image

続けるをクリックします。

image

続けるをクリックします。

image

ライセンス画面です。続けるをクリックします。

image

ソフトウェア使用許諾で同意するをクリックします。

image

Machinosh HDをクリックします。

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インストールをクリックします。

image

パスワード入力の画面が表示されたら、パスワードを入力します。

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インストールが終わるまでしばらく待ちます。

image

無事インストールされたら、アプリケーションフォルダ内のMAMPアイコンをクリックして起動します。

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MAMPが起動後、Start Servers をクリックすることで、

  • Apacheサーバー・・Webサーバー
  • MySQLサーバー・・データベースサーバー

を同時に起動できます。

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しばらくすると、Apacheサーバー、MySQLサーバーともに緑色のランプがついたら起動できています。

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真ん中の Open WebStart Page をクリックします。

Welcome to MAMP というwebページが表示されればOKです。

image

メニュー内 TOOLの中に、PHPINFOとPHPMYADMINというメニューがあります。

image

PHPINFOをクリックすると、現在インストールされているPHPなどの情報を見ることができます。

image

PHPMYADMINをクリックすると、phpMyAdminというブラウザ上でデータベースを操作できるページを見ることができます。

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MAMP設定の補足

MAMPアプリでは、

  • PHPのバージョン変更
  • ポート番号変更
  • MySQLバージョン確認

などを実施できます。

メニュー内 MAMP から Preferences をクリックします。

image

Portsをクリックすると、ApacheやMysqlが使用するポート番号が表示されます。

image

初期設定ではApacheのポート番号が8888、MySQLのポート番号が8889になっていますが、

一般的には、

  • Apacheのポート番号は80
  • MySQLのポート番号は3306

を使うことが多いですので、

特に問題がなければ、画面中央の「Set Web & MySQL ports to 80 & 3306」をクリックします。

  • Apacheのポート番号は80
  • MySQLのポート番号は3306

になっていればOKです。

image

メニュー内のPHPをクリックすると、PHPのバージョンを選択できます。

2019/4/29現在ではPHP7.3.1が最新なのですが、

後述するcomposerが使えない不具合があるようですので、

PHP 7.2.14 を選択しておきます。

【2019年1月現在】PHP7.3でcomposerが使えなくなるバグの対策

image

MySQLのバージョンも確認できます。

image

以上でMAMPのインストールおよび設定が完了です。

composerのインストール

PHPのライブラリやパッケージを管理するcomposerというツールがあります。

Laravelもcomposerを使ってインストールしますので、下記リンクよりダウンロードしインストールしてください。

https://getcomposer.org/

インストール後、コマンドプロンプトでcomposer --versionと入力してください。

Copied!
$ composer --version Composer version 1.4.2

このようにバージョンが表示されればOKです。

Laravelのインストール

composerがインストールされている状態で、htdocsディレクトリに移動します。

初期設定でインストールした場合は下記フォルダになるかと思います。

XAMPPの場合

Copied!
$ cd C:¥xampp¥htdocs

MAMPの場合

Copied!
$ cd /Application/MAMP/htdocs

htdocsフォルダに移動後、下記のコマンドを入力してください。

Copied!
$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel techpit-match "6.*"

techpit-matchフォルダが作成され、その中にたくさんのファイルが作成されていればOKです。

コマンドの説明

  • composer create-project ・・ composerでプロジェクト作成
  • --prefer-dist ・・リリース版・安定板をダウンロードします
  • laravel/laravel ・・ ベンダー名/パッケージ名 laravelの場合はどちらもlaravel
  • "6.*" ・・バージョン指定。指定しないと最新版がダウンロードされます。

Laravelの起動

下記コマンドで、作成したプロジェクトフォルダへ移動します。

Copied!
$ cd techpit-match

laravelにはartisanという便利なコマンドがあり、
php artisan ***と入力することで様々な動作を実施できます。

まずは簡易サーバーを立ち上げてみます。

コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してください。

Copied!
$ php artisan serve

と入力し、

Copied!
$ php artisan serve Laravel development server started: <http://127.0.0.1:8000> [Tue Apr 23 20:24:32 2019] 127.0.0.1:51707 [200]: /favicon.ico

と表示されたら、グーグルクロムなどのブラウザでhttp://127.0.0.1:8000と入力します。

こんな画面が表示されればOKです。

image

コマンドプロンプトでCtrl+C を押すと簡易サーバーが停止します。

以上でこのパートは終了です。お疲れ様でした!

現在のパート (3)
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みんなで助け合おう!
現在のパートのディスカッション 全3件
0-2
近藤 2022-09-14
質問です

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel techpit-match "6.*"
をhtdocksで入力すると写真のエラーになってしまいます。

MAMPとXAMPPで試しても同じエラーが出てしまいスクリーンショット 2022-09-14 20.50.27.pngます。

0-2
山田太朗 2020-08-31
質問です

発生している問題

cd /Application/MAMP/htdocs と入力すると -bash: cd: /Application/MAMP/htdocs: No such file or directory

と出てhtdocsフォルダに移動できません。原因を調べても解決策が見当たりません。どうすればhtdocsフォルダに移動できますか?

アプリケーションの中にはちゃんとMAMPが入っています。

ちなみに cd Desktop とするとちゃんとデスクトップに移動でき、 cd Application だと -bash: cd: Application: No such file or directory と出ます。

補足情報(フレームワークのバージョン・OS)

composer --version
Composer version 1.10.9

0-2
退会ユーザー 2019-09-11
質問です

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel techpit-match "5.5.*"

と入力すると、

-bash: composer: command not found

とエラーになります。