
学習時間 | 10時間 |
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難易度 | 中級 |
質問投稿 | 不可 |
Azure PaaS アーキテクチャ構成を学ぼう
Microsoft Azure のPaaSリソースを使ったWebアプリケーションのクラウドネイティブ実装を体系的に学ぶ。Azure 利用においてPaaSの使い方からCI/CD、DR対策や運用監視までの基礎を幅広く解説。
クラウドネイティブなWebアプリケーションの実装について解説
本教材では、AzureのPaaSの基本的な利用方法から、PaaSを使ったWebアプリケーションの実装方法まで段階的に学べる構成となっています。
なぜ学ぶのか?
PaaSは、アプリケーションのライフサイクルを効率的に管理できることが魅力です。 Web アプリケーションのライフサイクル全体 (ビルド、テスト、デプロイ、管理、更新) を同じ統合環境内でサポートするのに必要となる一連の機能が PaaS によって提供されます。
出典:https://azure.microsoft.com/ja-jp/resources/cloud-computing-dictionary/what-is-paas
Web アプリケーションのライフサイクルを学ぶことでモダンなアプリケーション開発手法やCI/CDといった昨今の開発現場における最低限必要な手法を学ぶことで、先端技術を用いて開発する現場への対応力を向上させることが可能となります。
何を学ぶのか?
学べる内容は、Web+DBアプリケーションのPaaSへのデプロイ方法、アプリケーションやクラウドリソースの運用監視・アラート方法、CI/CD構成の組み方、ディザスタリカバリ(DR)構成、セキュリティ監視・対策といった実運用で使われる構成を盛り込んでいます。
本教材を通じてAzureのPaaSへWebアプリケーションをデプロイする手法を学び、モダンなクラウド利活用に繋げていただければと思います。
学習内容
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PaaSで組む際の Web + DB 構成のアーキテクチャ
- Web Apps
- Azure SQL Database
- Application Insights
- Azure Monitor
- Microsoft Defender for Cloud
- Storage Account
- Azure DevOps
- GitHub
- Azure Front Door
- Application Gateway
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アプリケーション監視
- Application Insights の仕組み
- アプリケーション監視の仕方
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デプロイパイプラインの仕組みと作成
- Azure DevOpsによるデプロイパイプライン作成
- GitHub Actions のデプロイパイプラインの仕組み
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リソースの監視とアラート設定
- Azure Monitor のアーキテクチャ
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Azure におけるDR構成の仕組み
- ストレージデータ冗長化の仕組み
- データベース冗長化の仕組み
- 日本ペアリージョンでの冗長化構成
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セキュリティ対策
- Microsoft Defender for Cloud のリソースセキュリティ対策
- Azure におけるWeb Application Firewallの実装方法
本教材の対象者
- Microsoft Azure を使っているがIaaSで構成していてPaaSの使い方がわからない方
- 他パブリッククラウドを使っているがAzureの使い方がわからない方
- Azure での運用監視やセキュリティ対策、DR対策まで体系的に学びたい方
- Azure のPaaSへのCI/CDの実装を学びたい方
受講における必須条件
- Web+DB構成の基礎知識
- パブリッククラウドの基礎知識
学ばないこと
本教材は Microsoft Azure のPaaSを活用した構成を把握して活用することを目的としており、開発言語の基本的な文法(変数・データ型・制御構文など)やアプリケーションの開発技術についての解説はしておりません。
開発手法についてはご自身で調べていただければと思います。
本教材で質問可能なOSや環境
・Microsoft Azure の本教材で紹介しているサービス
・Windows 10/11, macOS のメーカーサポート範囲のバージョン
カリキュラム
- 2-1 リソースグループの仕組みを理解しよう
- 2-2 Azure Portal から作成する
- 2-3 Azure CLIから作成する