教材の内容に関係のない質問や教材とは異なる環境・バージョンで進めている場合のエラーなど、教材に関係しない質問は推奨していないため回答できない場合がございます。
その場合、teratailなどの外部サイトを利用して質問することをおすすめします。教材の誤字脱字や追記・改善の要望は「文章の間違いや改善点の指摘」からお願いします。
このパートでは、Microsoft Azure を操作するためのコマンドラインツールを準備します。
以下URLに各OSのインストール手順が公式より提供されているため、対象OSのインストール手順を確認してインストーラーをダウンロードしてインストールします。
インストール完了確認として以下コマンドをWindowsであればコマンドプロンプト、macOSだとTerminalにて実行します。
Copied!az -v
以下の様にバージョン情報が表示されればインストール完了です。
Copied!azure-cli 2.39.0
core 2.39.0
telemetry 1.0.6 *
Dependencies:
msal 1.18.0b1
azure-mgmt-resource 21.1.0b1
Azure CLI 及び前項のVisual Studio CodeについてはAzure ポータル上で利用できるCloud Shellでも環境が提供されています。
ローカル上に環境を作りたくない場合や、簡易的にブラウザ上で利用したいときに役立ちます。
利用方法は公式ドキュメントに記載がありますので参考にして下さい。
利用にあたってはユーザー毎に作業環境(ファイルなど)の保存用としてストレージアカウント(Azure Files)への接続が必要となり、初回起動時に設定が必要となります。
ブラウザ上で同一環境での作業が可能となるため、お試しで使ってみるのもお勧めします。
本章では Microsoft Azure の開発に最低限必要な環境の構築方法を解説してきました。
次章からは実際に Microsoft Azure 上にリソースを作成して開発したアプリケーションの実装する上での考慮点や監視について解説していきます。