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今回のパートでは実際に Go のプログラムを書いてコンソール上に文字列を出力してみます。
Go プログラムを起動し、コマンドラインに Hello World
という文字列を表示します。
sh12 Copied!$ go run main.go
Hello World!
main.go
の作成と編集go.mod
の作成では実際に進めていきましょう。
まずはプロジェクトのルートディレクトリを作成します。今回はユーザーの個人ディレクトリの配下に開発用のディレクトリを作り、その中に go-tech-blog
という名称のディレクトリを作成してこの中でアプリケーションを開発していきます。
次のコマンドを実行してディレクトリの作成・移動を行います。
sh123456789 Copied!# ディレクトリを作成します
$ mkdir -p ~/dev/go-tech-blog
# 作成したディレクトリに移動します
$ cd ~/dev/go-tech-blog
# カレントディレクトリを確認します
$ pwd
/Users/ユーザ名/dev/go-tech-blog
アプリケーションのディレクトリに移動できたら、まずは main.go
というファイルを作成します。ファイルの作成には touch
コマンドを使用します。
sh123456789 Copied!# go-tech-blog ディレクトリの中に main.go を作成します
$ touch main.go
# tree コマンドでディレクトリ構造を確認します
$ tree
.
└── main.go
0 directories, 1 file
main.go
が作成できたら VSCode で編集します。code
コマンドを用いてプロジェクトディレクトリを開きます。
sh1 Copied!$ code ~/dev/go-tech-blog
VSCode の新しいウィンドウが立ち上がり、go-tech-blog
ディレクトリが開かれていることを確認したら、ファイルツリーから main.go
を選択してタブで開きます。
main.go
を編集していきます。次のソースコードを main.go
に書き込み、command + S
で保存します。
main.go1234567 Copied!package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello World!")
}
(注) Go の文法に関しては必要な部分のみ解説していきます。基礎文法を身に付けたい方は、第 0 章でも紹介した公式のチュートリアル A Tour of Go (日本語版) で学習することをおすすめします。
Go では go.mod
というファイルでパッケージ管理(外部ライブラリの管理)を行います。
次のコマンドを実行すると、go.mod
というファイルが作成されます。VSCode でターミナルを立ち上げるショートカットキーは control + shift + @ です。
sh1 Copied!$ go mod init $(basename `pwd`)
上手く行くと次のようなログが表示されます。
sh1 Copied!go: creating new go.mod: module go-tech-blog
VSCode 上で左のファイルツリーを見ると go.mod
が作成されています。
それでは実際に Go のプログラムを実行してみます。
ターミナルで次のコマンドを実行します。
sh1234567891011 Copied!# カレントディレクトリがプロジェクトルートであることを確認します
$ pwd
/Users/ユーザ名/dev/go-tech-blog
# カレントディレクトリに main.go が存在することを確認します
$ ls
go.mod main.go
# go プログラムを実行します
$ go run main.go
Hello World!
コマンドライン上に Hello World!
が出力できました。
以上で今回のパートは終了です。
このパートではコマンドラインに文字列を表示させてみました。まだまだアプリケーションと呼ぶには遠い状態ではありますが、これからパートを追う度にどんどんアプリケーションらしくなっていきます。頭の中で理解を確実なものしながら、一歩一歩学習を進めていきましょう。
お疲れさまでした。