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0章の後半では、ソフトウェアテストとテスト駆動開発の概要について説明しますので、これらの知識がある方はスキップしてもいいでしょう。
1章では PHPUnit、Laravel におけるテストについて説明し、テスト駆動開発の流れを体感するためのサンプルプログラムを書きます。後半は、普段テストを書いている方でも、テスト駆動開発のウォーミングアップとして、ぜひ取り組んでみてほしいです。
2章と3章ではそれぞれユニットテストとフィーチャーテストについて実践的な書き方を学びますが、どちらを先にやってもいいと思います。実際のプロジェクトでも、まずフィーチャーテストを書いておいて、ユニットテストが必要そう、と思ったらあとから追加する、というケースもあります。ご自身の関心のあるほうから読み始めてください。
4章では、技術的負債についてや、テストコードを資産として捉えどう活用していくか、といった、やや哲学的な内容を扱っています。まずゴールや中長期的なロードマップを捉えてから具体的な学習を始めたいという方は、実際にコードに触れる前にこちらに目を通しておくのもいいかもしれません。
テスト駆動開発をスムーズに行うためには、他の開発手法と同じく、テスト駆動開発のスキルを磨くことが大切です。はじめのうちは、テストファーストでやることにストレスを感じるかもしれませんが、本教材に書かれている要件・仕様をご自身で拡張したり、他の似たような課題に取り組んだり、何度も場数を踏むことで、より快適になり、そしていずれはテストファーストでやらないと不安になるくらいの存在になるはずです。
一朝一夕には身につかないかもしれませんが、長い目で見れば確実に役に立つ技法なので、腰を据えてがんばっていきましょう!