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間違いや改善の指摘

内容の技術的な誤り・誤字脱字やミスのご報告・解説やトピックの追記/改善のご要望は教材をさらに良くしていく上でとても貴重なご意見になります。

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Laravelをはじめる前に

Laravelを利用した開発をはじめる前に、以下のソフトウェアについて解説します。
そして、順にインストールしていきます。

  • XAMPP(windows)
  • MAMP(macOS): 付録 B をご確認ください。
  • Composer

1. XAMPP

注意) windows用の環境構築手順です。

XAMPPとは、Webアプリケーションの実行に必要なソフトウェアをまとめたパッケージです。
ソフトウェアをひとつひとつインストールすると、連携するための設定も必要となり非常に手間がかかりますが、XAMPPで一括してインストールすることで素早く開発環境を構築できます。また、XAMPPはポータブル版が公開されており、これは開発環境が不要になった場合、フォルダーごと削除するだけで簡単にアンインストールできます。

ここでは、以下のソフトウェアを利用できるよう、XAMPP 7.4.16をインストールします。

  • Webサーバー・・・Apache HTTP Server 2.4.46
  • PHP実行環境・・・PHP 7.4.16
  • データベース・・・MariaDB 10.4.18

XAMPPのダウンロード

XAMPPは以下のサイトで公開されています。
https://www.apachefriends.org/jp/index.html

image2_1xamptoppage

図 1.1 XAMPPのサイトトップページ

トップページから、最新のインストール版をダウンロードできますが、ここでは、バージョン7.4.16のポータブル版をダウンロードします。以下のページから、「xampp-portable-windows-x64-7.4.16-0-VC15-zip」をダウンロードしてください。

https://sourceforge.net/projects/xampp/files/XAMPP%20Windows/7.4.16/

image2_2dawnloadpage

図 1.2 XAMPPのダウンロードページ

XAMPP展開(解凍)

インストール先のフォルダーはローカル ディスク(C:)c:¥としましょう。ダウンロードしたzipファイルをCドライブ直下に解凍してC:¥xamppとしてください。

XAMPPの初期化

XAMPPの初期化を行います。C:¥xamppフォルダー内の「setup_xampp.bat」をダブルクリックし実行してください。実行すると「続行するには何かキーを押してください...」と表示されますので、エンターキーなどを押してください。これでXAMPPのインストールは完了です。

setup_xampp.batをダブルクリックするとエラーが表示されることがあります。

php.exe -システムエラー
VCRUNTIME140.dll が見つからないため、コードの実行を継続できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性性があります。

  • このエラーが表示されたら、OKを二回クリックします。
  • 続行するには何かキーを押してください . . . ENTERキーをクリック。

このエラーは、Vusial C++ で作成されたアプリケーションを起動する時に対象ファイルがない場合におこります。

ないファイルをインストールします。

最新のサポートされる Visual C++ のダウンロード)

https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/最新のサポートされる-visual-c-のダウンロード-2647da03-1eea-4433-9aff-95f26a218cc0

ブラウザーで上記リンクをクリックして

  • x64: vc_redist.x64.exe をクリックします。ダウンロードが開始されます。

注意)
windowsのOSによって、x64 x86 が変わります。

ダウンロードフォルダーにダウンロードされたVC_redist.x64.exe をクリックします。

Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributable (x64) - 14.28.29914 が表示されたら、

  • ライセンス条項および使用条件に同意する(A) にチェックを入れます
  • インストール(I) をクリックします

このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか? 画面が表示されたら、

  • はいボタンをクリックします。

セットアップ完了画面が表示されたら

  • 閉じる(C)ボタンをクリックします

再度、C:¥xamppフォルダー内の「setup_xampp.bat」をダブルクリックし実行してください。

image2_3xamppfolderimage

図 1.3 xamppフォルダー

image2_4xamppsetup

図 1.4 setup_xampp.bat

XAMPPの動作確認

インストールが完了したところで、動作を確認しておきましょう。XAMPPのApacheを起動し、ブラウザーからサーバーにアクセスします。
Apacheでは、「htdocs」というフォルダーが公開ディレクトリとなっています。C:¥xamppフォルダー内の「htdocs」フォルダーを開いてみてください。初期状態で、「index.php」などのファイルやフォルダーが存在していますので、このままサーバーにアクセスすれば、「index.php」などを実行してみることができます。
XAMPPの操作は、「XAMPP Control Panel」を使って行います。xamppフォルダー内の「xampp-control.exe」をダブルクリックし起動してください。
言語の選択画面が表示されますので、英語(アメリカ国旗)を選択したまま「Save」をクリックしてください。

image2_5xamppLanguage

図 1.5 言語の選択画面

Apacheの「Start」をクリックしてください。

image2_6xamppcontrolpanel

図 1.6 Apacheを起動したXAMPP Control Panel

「Start」が「Stop」に切り替わったら、ブラウザーを起動し、以下のアドレスにアクセスしてください。

http://localhost

image2_7XAMPP

図 1.7 XAMPPのダッシュボードページ

これで、「XAMPP Apache + MariaDB + PHP + Perl」というダッシュボードページが表示されれば、XAMPPが正常に動作していることになります。
確認できたら、Apacheの「Stop」をクリックしてください。
「Stop」が「Start」に戻ったら、「Quit」をクリックしXAMPP Control Panelを終了してください。

2. Composer

Composerとは、PHPのパッケージ管理ツールです。フレームワークやライブラリをインストールする際に、必要なパッケージ(ライブラリ)をまとめてインストールできます。
ここでは、Composerの最新版を、XAMPP内のPHPで動作するよう、インストールします。

Composerは以下のサイトで公開されています。

https://getcomposer.org

image2_8composertoppage

図 1.8 Composerのサイト

Composerのダウンロード

以下のページから、「Composer-Setup.exe」をダウンロードしてください。
https://getcomposer.org/download/

image2_9composerdownloadlink

図 1.9 Composerのダウンロードページ

Composerインストール

ダウンロードフォルダーにあるダウンロードしたComposer-Setup.exe(インストーラ)をダブルクリックし起動してください。

Composerの影響範囲

Copied!
Select Setup Install Mode Select install mode Composer Can be installed for all users (requires administrative privileges), or for you only. Install for all users(recommended) Install for me only

が表示されます。これは、Windows にComposerが影響する範囲を指定します。

Install for all users(recommended) をクリックします。

このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか? はいをクリックします。

Composer Setup

  • Installation Optionsは、なにも変更せずにNext > をクリックして次に進んでください。

image2_10InstallOption

図 1.10 Installation Options

「Settings Check」は、プルダウンリストに、インストール済みのPHPが一覧表示されますので、ここから「C:\xampp\php\php.exe」を選択して次に進んでください。

Add this PHP to your path?

このPHPにパスを通しますか? とあるので、チェックを入れます。
Next >ボタンをクリックして次に進んでください。

image2_11settingscheck

図 1.11 Settings Check

「Proxy Settings」は、なにも変更せずにNext > をクリックして次に進んでください。

image2_12ProxySettings

図 1.12 Proxy Settings

「Ready to Install」は、インストールする内容を確認し、問題がなければインストールに進んでください。

image2_13ReadytoInstall

図 1.13 Ready to Install

  • Information は、

Please read the following information before comtinuing
おしらせを確認して Next > ボタンをクリックします。

image2_14CompltingComposerSetup

図 1.14 Information

「Completing Composer Setup」でComposerのインストールは完了です。

Finish ボタンをクリックして完了しましょう。

image2_15completeingcomposersetup

図 1.15 Completing Composer Setup

composerの確認

インストールが完了したところで、Composerを使ってみましょう。
Composerをコマンドプロンプトで動かします。コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してComposerの情報を表示してください。

shell
1
Copied!
composer

これで、Composerのバージョンなどが表示されれば、Composerが正常に動作していることになります。

image2_16compoerversion

図 1.16 Composerの情報を表示