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コメントとは、プログラムファイル内に記載しても、プログラムに影響を与えない記載を意味します。
コメントを利用することで、プログラムに対するメモのような用途で利用することが出来ます。
ただし、コメントを増やしすぎると、エンジニアがプログラムソースコードを読みづらくなるため、必要最低限に留める必要があります。
Copied!# 天気という変数に雨という文字を代入します。
天気 = "雨"
# もし、天気という変数が雨という文字だったら、
if 天気 == "雨":
# 傘をさします。と画面上に表示します。
print("傘をさします。")
天気
と記載している部分は、天気
という名前の変数です。
変数というのは 雨
という文字のような値を入れる箱です。
変数については、1章の1-6で学習します。
if文というのは、 もし〇〇だったら
を意味する文法です。
if文については、2章の2-1で学習します。
ここでは、 # 天気という変数に雨という文字を代入します。
と # もし、天気という変数が雨という文字だったら、
と # 傘をさします。と画面上に表示します。
がコメントです。
解説用に必要以上に多いコメントを記載していますが、実務ではこの様に各行にコメントを記載することはありません。
print
というのは、文字などを画面上に表示するPython式です。
printは1章の1-4で学習します。
今回のソースコードにコメントがない場合は次のようになります。
Copied!天気 = "雨"
if 天気 == "雨":
print("傘をさします。")
短いコードなのでコメントがない方が理解しやすいかもしれませんね。
次のようにコメントの次に改行を入れると読みにくくなります。
Copied!# 天気という変数に雨という文字を代入します。
天気 = "雨"
# もし、天気という変数が雨という文字だったら、
if 天気 == "雨":
# 傘をさします。と画面上に表示します。
print("傘をさします。")
今回のコードで改行を入れたいのであれば、次のように処理のまとまりごとに改行を入れると良いです。
Copied!# 天気という変数に雨という文字を代入します。
天気 = "雨"
# もし、天気という変数が雨という文字だったら、
if 天気 == "雨":
# 傘をさします。と画面上に表示します。
print("傘をさします。")
"""
ダブルクォーテーションか、 '''
シングルクォーテーションを3回連続で記載することで、複数行コメントを利用できます。
複数行コメントを利用する場合、 """
ダブルクォーテーションで囲み始めた場合は、"""
ダブルクォーテーションで囲み終わります。
同様に、 '''
シングルクォーテーションで囲み始めた場合は、 '''
シングルクォーテーションで囲み終わります。
"""
ダブルクォーテーションで複数行コメントを行う例です。
Copied!"""
天気という変数に雨という文字を代入します。
もし、天気という名前の変数が雨という文字だったら、
傘をさします。と画面上に表示します。
"""
天気 = "雨"
if 天気 == "雨":
print("傘をさします。")
表示結果は、 傘をさします。
です。
つまり、 """
で囲まれた範囲は、コメントとして処理されます。
複数行コメントを利用する場合、 """
ダブルクォーテーションで囲み始めた場合は、"""
ダブルクォーテーションで囲み終わります。
同様に、 '''
シングルクォーテーションで囲み始めた場合は、 '''
シングルクォーテーションで囲み終わります。
つまり、 """
ダブルクォーテーションで囲み始め、 '''
シングルクォーテーションで囲み終わることはできません。
同様に、 '''
シングルクォーテーションで囲み始めた場合は、 """
ダブルクォーテーションで囲み終わることはできません。
Copied!# 次の場合は文法エラーになります
"""
天気という名前の変数に雨という文字を代入します。
もし、変数xが雨という文字だったら、
傘をさします。と画面上に表示します。
'''
このパートは以上で終了です。