教材の内容に関係のない質問や教材とは異なる環境・バージョンで進めている場合のエラーなど、教材に関係しない質問は推奨していないため回答できない場合がございます。
その場合、teratailなどの外部サイトを利用して質問することをおすすめします。教材の誤字脱字や追記・改善の要望は「文章の間違いや改善点の指摘」からお願いします。
このパートでは開発を進める上で必要なツールを紹介します。ここで紹介しているツールはあくまで私のおすすめなツールなので、ご自身で慣れているツール等を既にお使いであればこのパートは読み飛ばしても構いません。初めてテキストエディタやターミナルを使う方は是非参考にしてください。
※)今回のパートはPCがwinの方を対象としています。
※)既にお手元のwinにエディタがある方はこちらのパートを読み飛ばして構いません。
下にスクロールするとダウンロードできるバージョンのリストがありますので、python3.7.3を選択しましょう。
python 3.7.3のページに移動した後、下にスクロールするとプロセッサ毎のインストーラが列挙されておりますので、ご自身のPCに合ったインストーラをダウンロードしましょう。ウェブベースや実行可能(exe)ファイル等選択肢がありますが、今回は64bit(Windows x86-64 executable installer)をダウンロードします。
** 64bit PCの方は32bitのpythonを動かせますが、32bit PCの方は32bit python 出ないと動かせないのでご注意ください。
試しにコマンドプロンプトで以下のコマンドを打ってみましょう
shell12 Copied!> python --version
Python 3.7.3
上記のようにバージョンが表示されたらうまくインストールできております。
python3.7の仮想環境を構築していきます。仮想環境とは、同じPC上で複数のpythonバージョンを使い分けたり、プロジェクト毎に環境を構成するために仕組みであり、python3.xでは組み込みでそのコマンドが用意されております。まずはプロジェクトを構築するフォルダに移動して、以下のコマンドを打ってください。今回は"myenv"という名前の仮想環境を作成することにします。
shell123 Copied!> python -m venv myenv
> dir
myenv
どうフォルダにmyenvというフォルダが作成されております。このmyenvフォルダこそが仮想環境であり、pythonのバージョン(今回で言うと3.7.3)や、これからインストールするパッケージが保管されます。次に、仮想環境に”入って”みましょう。
仮想環境に入るには同じフォルダへ以下のコマンドを打ちましょう。
shell12 Copied!> myenv\Script\activate
(myenv)>
すると先頭に仮想環境の名前が表示されます。これで仮想環境に入れました。
この状態で先ほどのコマンドをもう一度打ってみましょう。
仮想環境から出る場合は以下のコマンドを打ちましょう。
shell12 Copied!(myenv)> deactivate
>
先頭の(myenv)が無くなりました。これで仮想環境から出たことになります。
これでpython環境の構築は完了です。以降は1章で再開します。
プログラミングをしていく上で必要であるテキストエディタを準備します。
テキストエディタとは、テキストファイルを作成・編集・保存するためのソフトウェアです。
本講座ではVisual Studio CodeというMicrosoftが開発したオープンソースのテキストエディタの導入方法を説明していきます。Visual Studio Codeは通称VSCodeと呼ばれ、無料で利用できます。
ではVisual Studio Codeのインストール方法を説明していきます。
まず以下のリンクからVisual Studio Codeをダウンロードしてください。
拡張機能をインストールします。
下記の画像のように左側にあるアイコンをクリックしてください。
すると拡張機能のMARKETPLACEが表示されるので、検索バーからインストールしたい拡張機能を検索しましょう。
ここでは最低限としてPythonと日本語化パックをインストールしましょう。(それぞれ"Python", "Japanese"と検索すると一番上に出てくると思います。)
全てインストールできたらVSCodeを再起動してください。再起動することで拡張機能が使えるようになります。
Djangoのプロジェクトではデフォルトでsqlite3をデータベースエンジンとして利用します。今回のプロジェクトもこのsqlite3をデータベースとして利用します。
そのためデータベースの中身を確認するためにコマンドラインツールのインストールが必要になりますのでダウンロードします。
公式サイトのダウンロードページで、Precompiled Binaries for Windowのsqlite-tools-win32-x86-3270200.zipをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを任意の場所に解凍してください。後ほど中に入っているsqlite3.exeファイルを利用します。
djangoのコマンドを実行するインターフェースとしてコマンドプロンプトを利用します。
コマンドの違いはあれど、基本的にはMacにおけるターミナルと同じように利用できます。
以上で今回のパートは終了です。
お疲れ様でした。