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ここでは Windows に MySQL を導入していきます。
Mac の方はこのページをスキップして次の0-6:MySQLのインストール(Mac)
に進んでください。
Django でデータベースを扱う時、デフォルトでは SQLite を使用します。
SQLite は Python の標準モジュールを使って操作することができるため手軽に使えますが、開発したサービスを外部に公開するときにはデータベースへのアクセスができないため、採用されることがあまりありません。
そこで今回は世界中の多くの企業が使用しているMySQLをデータベースとして採用します。
MySQL は Oracle が提供しているデータベース管理システムです。
Linux でサーバーを立てて使うことがありますが、Windows や Mac にインストールして動かすことができます。
ここでは、Windows に MySQL をインストールして使う方法を紹介します。
以下のリンクを開いて MySQL のインストーラーをダウンロードします。
MySQL :: Download MySQL Installer
2 種類のインストーラーが出てきますが、容量の少ない方はインストーラーのダウンロードの時間は短いですがインストール中に必要なソフトをダウンロードします。一方容量の大きい方は予めすべてのソフトウェアを含んだインストーラなので、インストール時にインターネットを使いません。
ここではインストール作業中にネット接続できれば容量の小さいほうでもいいですが、インターネットが途中で途切れる可能性がある場合は容量の大きい方をダウンロードしましょう。
ダウンロードの前に Oracle アカウントのログイン、ユーザー登録が求められますが、Oracle アカウントを持っていない場合はアカウントを作らなくても、下のNo thanks, just start my download.
をクリックしてログインをスキップしてダウンロードすることもできます。
インストーラーを起動すると以下の画面が表示されます。セットアップタイプを聞かれるので、Developer Default
を選択してNext
ボタンをクリックします。
起動したらインストール画面が表示されるので、Execute
ボタンをクリックして関連ソフトをインストールします。
続いて MySQL のサーバーの種類と接続に必要なネットワークの設定が出てきます。
サーバーはDevelopment Computer
のままで問題ありません。
ポート番号は必要に応じて変更しますが、特にこだわりが無ければデフォルトのままで大丈夫です。ポート番号を決めたらNext
ボタンをクリックします。
認証方式の設定はパスワードを使用した認証を選択していることを確認してNext
ボタンをクリックします。
root ユーザーのパスワードの設定が要求されるので、自分が覚えられるパスワードを決めましょう。確認のために 2 回同じパスワードを入力したらNext
ボタンを入力します。
MySQL を Windows のサービスとして登録するか聞かれますが、下の画像にあるデフォルトの設定だとパソコンが起動したときに MySQL が起動するのでこのままの設定で、Next
ボタンをクリックします。
構成設定の内容を確認してExecute
ボタンをクリックして MySQL Server の構成を行います。終わるとFinish
ボタンが表示されるのでクリックします。
その他のプロダクトの設定がありますが MySQL Server の設定はできているので、Cancel
ボタンを押してインストールを終えても大丈夫です。
インストール作業を終えたあとにコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してバージョン情報が表示されれば、正常にインストールが完了しています。
Copied!mysql --version
コマンドプロンプトを使う場合は以下のコマンドで MySQL のコマンドラインツールを起動します。接続時にはパスワードが聞かれるので、先程設定した root ユーザーのパスワードを入力します。
Copied!mysql -u root -p
現在作成されているデータベースを見るときには以下の Query を使うと確認できます。
Copied!SHOW DATABASES;
終了するときは\q
と入力するとコマンドラインツールを終了させます。
Table Plus を使うときには、Table Plus を起動して最初の画面にあるCreate a new connection
をクリックして接続画面を開きます。
接続するデータベースの種類を選択するときにMySQL
をクリックします。
接続情報を入力します。入力する項目は以下の内容です。
Name
:接続情報を管理するためのものなので任意のものを設定Host
:localhost
と入力Port
:インストール時に設定したポート番号を入力User
:root
と入力Password
:インストール時に設定したパスワードを入力Test
ボタンを押して接続確認を行います。Connect
ボタンを押すとデータベースに接続されてデータベースの中身を確認できます。
Ctrl+K
キーを入力すると接続したいデータベースを選択できます。
データベース内のテーブルが一覧で表示されるので、ここからテーブル内のデータを確認することができるようになります。
以上でデータベースの用意ができました。ここからいよいよ Jobpit のデータベース設計を行います。
0-7:Jobpitの設計
に進みましょう。
インストール作業を行い、mysql --versionを実行しても
'mysql' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
と表示される。
下記の画像のものを含めた様々なものが追加されているので
インストールは正常に行われていると思います。
コマンドプロンプトでmysqlが起動しない
'mysql' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
このサイトで調べた所、環境変数を追加すれば解決出来ると思い、環境変数を追加しました。
pathコマンドを実行し、追加された事を確認しました。
Copied!Program Files\MySQL\MySQL Shell 8.0\bin
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