作りながら学んでいけるそれなりのウェブアプリケーションであるレシピサイト
本教材では、Django の入門者〜初心者を対象に、基本的なウェブサイトの作成が学べます。レシピサイトでは画像の投稿やコメント機能など、ウェブサイトに求められる機能が盛り込まれた教材です。
作成サイトは完全なものではありませんが、それなりのサイトを作成しながら Django プロジェクトの開発を学んでいきます。
なぜ「それなり」のサイトを作るのでしょうか。
みなさんが知っているレシピサイトは、幅広い機能の組み合わせで作成されています。
本教材は Django のチュートリアルで挫折した方のような入門者〜初心者を対象としているのでした。
ですから、本気でレシピサイトを作るとなるととても広い知識が必要になり、Django の経験が少ない方は手に余るでしょう。
そういった方でも無理なく学んでいけるよう「それなり」のサイトを作成しながら、開発を学びます。
構築されたウェブサイトは、経験積めば本当のレシピサイトに昇華させられるだけのポテンシャルを含んでいます。講座を終えられたらぜひ、本気のレシピサイトにチャレンジしていただきたいと思います。
本教材はタイトルの通り、作成しながら学んでいくやり方をとっています。
あらかじめ機能を紹介して、それを組み合わせるようなことはしません。
常にコードを書き、それを解説する、という順番です。
あらかじめ機能を学んでも、実際に使用するときにはすでに忘れているのは私です。
そんな私が作成した教材ですので、今作っている機能は今解説します。
学習内容
- クラスベースビューを活用した View の作成
- レシピの作成・編集・削除機能を作成
- テンプレートを継承を学ぶ
- 画像投稿機能を作成
- 投稿した画像を自動リサイズする機能を作成
- レシピの検索機能を作成
- コメント機能を作成
- ログイン機能を作成
- ユーザーページを作成(ユーザーが自分のレシピ以外を編集できない様に制限)
- 基本的なテストコードを作成
そのほか、以下のような内容にも触れています。
- リレーションについて
- N+1 問題について
- ログイン機能を実装する上での注意
完成物のイメージ
本教材の対象者
- Django のチュートリアルで挫折した方
- Django のチュートリアルを終えたが、次に何を作ればいいか分からない方
- Python を使ってウェブサイトを構築したい方
受講における必要条件
- HTML の基礎知識
<h1>
や<p>
・<form>
がなにをしているか知っていること - CSS の基礎知識
<div class="col-md-4">
がどこかでクラス設定されている、ということが分かること - Python の基礎知識
Python を使ったことがない方は、書籍などで基礎の学習をされることをオススメします。
学ばないこと
本教材は Django の開発の流れを把握することを最大の目的としております。
- Pythonの文法を解説しません
詳しく知りたい方はご自身で調べていただければと思います。
本教材の対応バージョン
- Django: 2.0 以上
Django 2.2 以上を推奨 - Python: Djangoが動作するバージョン
https://docs.djangoproject.com/ja/3.1/faq/install/
本教材で質問対応可能なOSや環境
- macOS
- Linux
- Windows
Windowsでも実行は可能ですが、本文中ではフォルダを作ったりファイルを作ったりする部分をコマンドで記述している部分があります。
Windowsであれば右クリックから作成できますので、そこを読み替えてください。
カリキュラム
- 2-1 このセクションで学ぶこと
- 2-2 Recipe アプリケーションを作成する
- 2-3 アプリケーションに生成されたファイルの役割
- 2-4 モデルとはなにか
- 2-5 モデルを定義する
- 2-6 マイグレーションファイルとマイグレート